« Zゲージヨーロッパ型カプラー用アンカプラーレール | トップページ | 失敗してもやり直せる、いざとなれば取り外せるパーツ接着方法(2) »

2011年12月 4日 (日)

失敗してもやり直せる、いざとなれば取り外せるパーツ接着方法(1)

 鉄道模型車両は実物をより精密に再現するために、手すりや屋上・床下機器などの立体部分を別ディティールパーツ化して表現するようになってきています。それ自体は見栄えがよくなっていいことなのですが、別パーツを自分で取り付けなくてはいけないものがあります(この辺りはヨーロッパより日本のKATO・TOMIXといったメーカーが作る日本型プラ車両(HO、N)の方が作業量が多そうです)。
 また最近はこれらのディティールパーツが最初から取り付け済みの車両も増えてきておりこの場合は取り付け作業不要ですが、パーツは「車体の取り付け穴」と「パーツ差し込み部分」の摩擦により止まっている(圧入)の場合が多く、穴の精度が悪いと何かに当たった際にぽろっとパーツが取れる場合があります。
「車両を箱から出して走らせて仕舞って・・・」と繰り返し遊んでいるうちにワイパーや手すりパーツが知らないうちに落ちて行方不明になって探し回った経験がある方もいると思います。

Zzdsc_0292
ROCOのHO CD(チェコ国鉄)754ですが取り付け済みのワイパーがいつの間にか行方不明・・・

ということでパーツ類は接着剤等でつけた方が安心して遊べるとは思ってはいるのですが、いざ行動を起こそうとするとちょっと気が重い。その理由を考えてみると・・・

[1]接着の失敗(接着剤のはみ出し)が怖い

元々取り付け穴と差し込み部分はぴったり合うように作られているのだから、接着剤を付けて差し込むと余分な接着剤がはみ出る可能性があります。はみ出した接着剤は何かしらの手段で除去することできなければそのまま固まって残ってしまい模型車両の見栄えとしては最悪になってしまいます。決して安くない車体に対し毎回一発勝負で成功させるのは技術と度胸?が必要と思ってしまいます。

Zzdsc_0285Zzdsc_0286

中古で入手した車両における前オーナーの苦労の跡。右側は手すりの接着に瞬間接着剤を使用したため白化現象がおき近くのガラスまで白くなってしまっている。


[2]接着して取れなくなるのは困る

接着をするということは車体とパーツは固定され取れなくなります。パーツが取れて紛失することは無くなりますが、パーツが取れなくなるのは困る場合があります。
ぱっと思いつくのは
・そのパーツを固定すると車両の分解ができなくなりメンテナンスなどのときに困る
 (車体パーツと床下パーツをまたぐ手すり・配管、電球にかぶせるライトパーツなど)
・貨車の積荷パーツを固定したいが、箱にしまう際に箱ケースの形状が積荷と貨車本体を別々に収納するようになっているため固着してしまうと箱に収納することができなくなる
・パーツが破損した場合、メーカーから補修パーツを取り寄せることができるが、今のパーツが固定されていると取り除く作業が大変になる(うまく抜けない場合はパーツを切り取って新たな穴を開けるなどするしかない)
・将来的にディティールアップ工作しようとしているので、今のパーツが固定されていると取り除く作業が大変になる。→なので工作するまではパーツ無しの状態で楽しむしかない

といったことが挙げられ、躊躇していました。
雑誌記事とかを読むと木工用ボンドやゴム系接着剤などで接着することで多少はみ出しても接着剤が固体化する前なら除去する方法があると記載されており、[1]は解決できそうですが[2]は解決できないため

取り付け時に接着剤がはみ出して失敗してもやり直せる、また接着後いざとなれば取り外せる

ような接着剤は無いかなあと思っていました。

そんなときにプラモデル系の雑誌「 月刊モデルグラフィックス2011年1月号」の”知らないと損する工具選び”という記事の中に”乾かして貼って剥がせる液体のりピットマルチ2(トンボ)”という接着剤が載っていました。記事では模型の仮組みの際に使ったり、戦車のハッチなど完成後も取り外しできるようにする際に使用すると書かれていました。これならば条件を満たせると思い購入して試してみることにしました。
Zzdsc_0290_2

トンボ鉛筆のピットマルチ2。文房具店などにあるとのことですが近くの店には無かったのでネットで購入しました。

(次回に続く)。

« Zゲージヨーロッパ型カプラー用アンカプラーレール | トップページ | 失敗してもやり直せる、いざとなれば取り外せるパーツ接着方法(2) »

Tips」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« Zゲージヨーロッパ型カプラー用アンカプラーレール | トップページ | 失敗してもやり直せる、いざとなれば取り外せるパーツ接着方法(2) »

無料ブログはココログ