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2012年10月 7日 (日)

鉄道模型の撮影(静止状態)

前回記事でコンデジ購入検討していましたがNikon COOLPIX P7100(1010万画素(有効画素) 光学ズーム: 7.1倍、1/1.7型CCDセンサー)にしました。新機種が発売直前ということで安くなっていたのをゲットしています。コンデジとしては大きめですがその分設定用ボタンがたくさんあるので撮影時の設定変更作業はやりやすいと思います。

で、撮影の前に備忘として参考記事を読んで理解したデジカメの設定項目の関係を記載しておきます。
【デジカメの設定項目】
(1)絞り:F2.8、F8.0などの値。カメラに入ってくる光の量を調整。模型撮影に必要な被写界深度(ピントの範囲)が変化する。
  絞り(F値)   小← →大
  光の量    多← →少
  被写界深度 浅← →深
(2)露出時間(シャッター速度):1/100秒、2秒など。撮影時に光をセンサーに当てている時間。時間が長いと手振れしやすくなる。
  露出時間  短← →長
  光の量   少← →多 
(3)ISO感度:ISO100、ISO1600など。「光の量は多く必要だがきれいに撮影」するか、「画質は悪くなるが少ない光の量で撮影」するかの設定(例:暗所で撮影したい場合ISOを大きくすると、画像は粒状で荒くなるが撮影はできる)。
  ISO値      小← →大
  必要な光の量 多← →少
  画質      きれい← →荒い

上記(1)(2)(3)は撮影の必要な光の量に関連していて
(1)絞り×(2)露出時間=センサーに渡す光の量
 →その光の量が(3)ISO感度設定値が求める光の量にあっていれば撮影できる。
”オート撮影”とは状況に応じて(1)(2)(3)を自動設定してくれており、”絞り優先モード”などは一部の設定値を固定にすると残りの項目を自動設定してくれる。

その他に被写界深度に影響するものとして
(4)ズーム
  ズーム    広角← →望遠(テレ)
  被写界深度 深← →浅  
(5)マクロモード:マクロモードを使用すると被写界深度は浅くなる


【模型(静止状態)の撮影】
上記を踏まえ、模型を撮影するために今回は(1)絞り優先モードで絞りを設定、また(3)ISO感度も設定して撮影しました。
(1)絞り:F3.2~8.0に徐々に変えて撮影(当カメラはF2.8から可能だが少しズームしてF値が落ちたため3.2からスタート)
(3)ISO感度:ISO100(当カメラで最小(一番画質がよくなる)感度)
(2)露出時間(シャッター速度):オートにして上記(1)(3)にあった時間を自動設定

Zentai
対象物:HOゲージ(1/87)、Mearklin37866[SBB(スイス国鉄) RBe 2/4] & ROCO46520[DB(ドイツ国鉄) タンク型コンテナ搭載貨車]、2両合わせて約35cm
撮影距離:約50cm、照明:特になし(室内灯のみ。フラッシュ無)、三脚使用、シャッター押下はタイマもしくはリモコン使用(押すときのゆれでぶれる可能性あるため)


写真はトリミングしています(写真をクリックすると実サイズのデータ表示)
Ho_f32_3
F3.2(露出時間:1/6秒)

Ho_f40_2

F4.0(露出時間:1/4秒)

Ho_f56
F5.6(露出時間:1/2秒)

Ho_f80
F8.0(露出時間:1秒)

通常の”オート撮影”すると最初のF3.2と同じような状態で撮影されると思います。
画像を見てみると、タンクコンテナに記載されている文字を見てもらうとF3.2ではぼやけて全く分からないですがF8.0になると大きな文字は判別可能となり小さい文字ももう少しで見えるぐらいになっています。またF8.0では入ってくる光の量が少ないので露出時間が1秒かかっており、手持ちでは絶対にぶれてしまいます。

続いてZゲージです。
対象物:Zゲージ(1/220)、Mearklin[DB(ドイツ国鉄) BR103] & Mearklin[DB(ドイツ国鉄) インターレギオ客車]、4両合わせて約40cm
撮影距離:約40cm

写真はトリミングしています(写真をクリックするとデータ表示(ただしブログの制限で約60%に縮小))
Z_f32all_min_5
F3.2(露出時間:1/5秒)

Z_f80all_min_3
F8.0(露出時間:1秒)

焦点は機関車の後ろあたりにしていたのですが、F3.2では最後尾の客車の窓が判別不能なばかりか機関車の先頭部もぼけてしまっています。F8.0にすると先頭部はピントが合い最後尾の客車も窓が数えられる状態になっています。

ということで静止状態の模型車両を撮る場合は以下を基本にしようと思います。
絞り:最大まで絞る(当カメラではF8)
露出時間:オート(実質1秒以上)
ISO感度:最小(当カメラではISO100)
ズーム:広角端

で、(静止状態)と記載したのは、鉄道模型の場合は走行シーンを撮る場合もありますが
上記の"露出時間を長めにして光の量をかせぐ"方法ではその時間の間に車両が移動してしまいぶれた状態になってしまいます。これは今後の課題とします。

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