« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »

2015年5月

2015年5月 6日 (水)

数十年前のダイカストでも大丈夫

前回の記事で欧州のダイカスト製品が結構もろいというイメージを持たれてしまうとあれなんで、大抵の製品はそんなことないよということで、つい最近入手した製品を紹介します。

Homo1

Hamo2

メルクリンのHAMO(昔の2線式製品ブランド)の西ドイツ国鉄 BR44(製品No8347)です。
箱の感じからすると数十年前(1960、70年代?)のものです。上の方はほこりがうっすら積もった感じで掃除する必要はありますが、通電したら豪快な走行音とともに問題なく動作しました。
発煙装置もついていて通電した際に一瞬煙も出たのでこちらも生きているようです。

Hamo3
本体はダイカスト製で、ディティールはその当時のレベルなので多少甘いところもありますが、多少雑に扱ってもびくともしない安定感があります。

Hamo4

Hamo5

ロッド周りはさすがに今と比べると大味な感じ。
また2線式で絶縁する必要があるためなのか? 動輪のロッドを押さえるピンが片側がプラスチックになってます。

Hamo6
キャブ内に鉄板に覆われたモーターがいます。

Hamo7
テンダーはプラスチック製

Hamo8

Hamo9

レタリングはこの当時からすごい細かく、こうやって拡大させないと読めない小ささ

Hamoa
下回りのダイカストについてもこの通り問題なし。

Hamob

メイドイン 西ドイツ。

模型市で数千円で入手できましたが、精密化された最新製品にはない、気兼ねなく触れる車両の安心感っていいなと見直した次第。ただ走行音が大きいのが昨今の家庭環境にはよろしくないのでなんとかできないかというのが今後の課題です。

ダイカスト劣化していた

D1

D2

TRIX(22727)のSBB  De6/6 いわゆるセータールクロコと呼ばれている機関車のHO模型ですが、久々に走らせようとするとライトは点くが走り出す気配が無い。
これはひょっとして潤滑油が固まって歯車が回らないのかもと思ってひっくり返したところ、台車の底面を押さえているパーツが歪んでいて、ねじ止め部分が食い込んでいるように見える。

D3

外してみると底面パーツはやっぱり曲がっていたが、それよりも台車のダイカストがとんでもないことになっていました。

D4

D5

ダイカストが劣化して表面はポロポロ崩れ落ち、車輪は元の位置から押し出され気味。これではモーターが回っても車輪は回ってくれない。

パッケージからするとおそらくトリックスがメルクリン傘下になった1997年前後の製品のように思われそこまで古く無いのと、保管も戸棚に箱に入れた状態で保管しておりその他のTRIX製品はこんなことになっていないので、なぜこんなことになったか不明です。
どうしようもない状態なので、残念ながら廃車しかなさそうです。

【5/9追記】皆様からいただいた情報からすると、ドイツだと「zinkpest」、日本だと「シーズンクラック」と呼ばれるダイカストの劣化現象で製造工程で合金の中に不純物が混入したりすると発生するようです。海外の掲示板で同型機で発生した記事があるとのことで、この車両の製造工程に問題があったと思われます。

« 2015年4月 | トップページ | 2015年6月 »

無料ブログはココログ