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2015年8月

2015年8月23日 (日)

関口知宏が行く 鉄道の旅 8年ぶり新作 「オランダ編」よりスタート

「関口知宏が行く 鉄道の旅」 が久々に新作をしかもヨーロッパ編を出すとのこと。
関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅

【事前紹介】

・BSコンシェルジュ「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅~関口知宏~」[字]
 8/28 (金) 12:20 ~ 12:45 (25分) NHK総合・東京(Ch.1)地デジ
 8/28 (金) 14:00 ~ 14:25 (25分) NHK BS1(Ch.1)
 8/28 (金) 16:00 ~ 16:25 (25分) NHK BSプレミアム(Ch.3)

【本放送】 NHK BSプレミアム(Ch.3)
・「オランダ編」8月29日(土)午後7時30分~9時
・「ベルギー編」9月5日(土)午後7時30分~9時
(この後もオーストリア、チェコが続く模様)

2015年8月16日 (日)

Tilligのデュアルゲージ線路を使って様々なスケールの車両を走らす

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Tillig社は線路も製品化していて、その中にデュアルゲージ線路というものがあります。

デュアルゲージは実物では線路幅が違う車両を一つの線路上を走らせるために3本レールを敷いているもので、たとえば1435mmの標準軌と760mmのナローゲージの車両が一緒に走れるようになっています。

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実物の例(書籍”オーストリア鉄道旅物語”より)

Tilligはこの線路を1/87で製品化しており、HO/HOe(16.5mm,9mm)とHO/HOm(16.5mm,12mm)があります。
この線路幅なので縮尺が違うNゲージなども走らせることができ、一つの線路で色々なスケールの車両を走らせられるという欲張りな線路です(過去にもこの線路を使われた方の記事もあります)。
 なお、この線路は日本ではトラムウェイさんのところで常時扱っています。またチムニーさんのところもTillig製車両を扱っており注文すれば取り寄せしてくれます。

【1】線路紹介
線路の紹介と色々なスケールの車両を走らせた様子を動画にまとめてます。


【1-1】デュアルゲージ線路(フレキシブル線路85126 HO/HOe )
16.5mmと9mmのデュアルゲージ線路です(フレキシブル線路の長さは680mm)。
本来はHOゲージ車両とHOナローゲージ車両を走らせるものですが、片方は9mmなのでNゲージも走れます。
また、実物では使われない狭い側の線路幅は実は6..5mmでZゲージが走らせられます。

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Hohoe1_4

Hohoe2

Hohoe3

Hohoe4

HOゲージ(16.5mm,1/87),HOナロー(9mm,1/87)
Nゲージ(9mm,1/160),Zゲージ(6.6mm,1/220)

【1-2】デュアルゲージ線路(フレキシブル線路85127 HO/HOm )
16.5mmと12mmのデュアルゲージ線路です(フレキシブル線路の長さは680mm)。
本来はHOゲージ車両とHOm(メーターゲージ)車両を走らせるものですが、片方は12mmなのでTTゲージ(1/120)も走れます。
また狭い方のゲージ幅は約3mmでTゲージ(1/450)が走行できるか試してみましたが線路幅や線路の汚れ具合などシビアなのか戦闘車のライトはつきましたがモーター車の走行はうまくいきませんでした。

Hohom1

Hohom2

TTゲージ(12mm,1/120),Tゲージ(3mm,1/450 なお走行は失敗)

【2】利用例
Tilligのデュアルゲージは本来の使い方であればポイントもあり本格的なレイアウトも作れますが、上記のような6.5mm側も使う場合にはポイントは使えず、分岐のない直線かエンドレスで使うことになります。
【2-1】直線の飾り棚
壁などに車両の飾り棚を配置する際にデュアルゲージ線路を使えば色々なゲージの車両を飾ることができます。

【2-2】壁沿いエンドレス
壁沿いに周回するレイアウトは「走らせっぱなしする(ポイントほとんど使わない)」「風景はそこまで作りこまない」ことが多いと思われ、それであればデュアルゲージ線路を使用するのも手だと思います。

【2-3】試走台
お店などでも見かける動作確認用の試走台にディアルゲージ線路を使えば一本で済み、色々なゲージ線路を別々に用意する必要がありません。

【2-4】運転盤

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ポイントの無いエンドレスだけの運転盤にデュアルゲージ線路を使っています。
上記の例はコルクボード上にデュアルゲージ線路(HO/HOe)を使って半径150mmのエンドレスを作り、スケールを限定させない簡単なシーナリーを作って色々なスケールの車両を走らせれるようにしています(かなり前に作ったものでどこかで見られた方もいるかと思います)。
以下に走行している映像を載せます。

(HOゲージ(1/87)とZゲージ(1/220)が同じ線路・風景を走ってます。Zゲージとして線路をじっくり見ると走っている線路の外側にもう一本レールが存在することになりおかしいのですが、ぱっと見は複線区間を走っているように見えそこまでおかしくはないと思います)。

【3】おまけ
・その1
デュアルゲージ上を色々なスケールの車両が走るというのはイマイチという人もいるかもしれませんが、1/1の実物でもこんなのがありました。チェコのベネショフにある機関区でのイベントでのようで通常の線路の内側に1本線路を敷いてデュアルゲージにしイベント用のミニ列車を走らせています。

Photo


動画リンク先 Májové setkání v depu Benešov

・その2
昔たまたまTVのチャンネルを合わせた時にトーマスをやっていたのですがナローゲージの車両が登場したときに、本線の標準軌と合流している箇所がちゃんとデュアルゲージになっていたのは感心しました。
参考 きかんしゃトーマス 第17シーズンレビュー 9

・その3
日本でも三岐鉄道北勢線の終点阿下喜駅に隣接する軽便鉄道博物館にある15インチゲージ鉄道「北勢軽便鉄道阿下喜線」が三岐鉄道のナローゲージ線路の両外側に線路を敷くというすごいアイデアでミニスケール車両を走らせているようです。

Hokusei

2015年8月13日 (木)

東ドイツ軍の鉄道シーンを再現したレイアウト

TTゲージ(1/120)で東ドイツ軍(NVA)の鉄道シーンを再現したレイアウトの映像です。
基地直結のホームから貨車に載せた軍用車両や戦車が動いて降りたり載ったり、基地内を走り回っていたりします。シーナリーもしっかりしてここまで作りこめるのがすごいなと感心します。

2015年8月12日 (水)

白い BR101(ファンタジーモデル)

ここ数年、欧州鉄道模型業界では、実際には存在しなかった塗装をまとった模型(ファンタジーモデル)がいくつか発売されています(4/1エイプリルフールモデルなどとしてROCOやMarklinからタルキスカラーのBR103、BR182タウルス、SBBクロコダイルの黒色など)。日本だと”うそ電”という表現でしょうか。

すでに手放してしまいましたが、以下のドイツ鉄道ICカラーをまとった白いBR101も同系のものでFLEISCHMANNのH0モデル(製番82 4356)です。00年代の前半辺りで発売されてました。

Br101ic1

Br101ic2_2

Br101ic3

Br101ic5

Br101ic6

実際にBR101がICカラーになったことはないのですが、赤より優しい感じでなかなか似合っていると思います。

00年代にドイツ鉄道(DBAG)でICカラーをまとった機関車はいなかったのですが、2010年代に入って別の形式のBR146がほぼ同じようなカラーをまといました。二階建て車両の帯に合わせて帯位置が高くなっている、前面に赤帯あるなど違いはありますが雰囲気は似てます。

Br146

ファンタジーモデルはメーカーからすると塗装変更でバリエーション増やせるが、実物が無いだけにユーザーが食いついて売れるかセンスも問われますね。買う側からするとこの手のモデルは1回限りの販売なので半年毎の新製品発表などで欲しいのがあったら予約した方が確実ですね。中には日本のお店に並ばない場合もあるので。

2015年8月10日 (月)

アクションカムのパンフォーカスで全体にピントのあった鉄道模型動画を撮る

 通常のデジタルビデオカメラ、デジカメの動画撮影機能は、ほとんどがオートフォーカスで対象物にピントを合わせて撮影してくれます。
 しかし、これは逆にいうとピントが合わせている場所以外はピントが合わずボケていることになります(被写界深度が狭い)。特に近距離の対象物を撮影しようとすると顕著になり鉄道模型を撮影しようとするといろいろ厄介なことになります。

・模型車両前面にピントがあっていると後ろの方はぼけてしまう(列車全体の映像が取れない→いかにも模型という映像になってしまう)

・動いている模型にピントを合わせようとしたが、違うところにオートフォーカスでピントが当たってしまい思っていた映像が取れない(前面に合わせたいのに後ろの方にあたってしまう、最初は思っていたところに当たっていたのに勝手にピント位置が変わってしまう、遠くから走ってくる模型に合わせたいのに手前の木や建物にピントがあたってしまうなど)。
ご自身で撮影したり、youtube等の動画サイトで見られたことがあると思います。
 過去記事で静止画については絞り機能でクリアし、動画については「USB特撮カメラ」で試してますが制限が多い状態でした。
 そこで最近、自転車やバイク、ヘルメットなどに取り付けスポーツなど動きのある映像を撮影できるGoProなどのアクションカム、ウェアラブルカメラという分野のカメラ特性が気になっていました。
アクションカムは「激しい動きをしている物体に固定して」「撮りっぱなしでほとんど操作しない」という撮影スタイルに特化したカメラなので主に以下のような一般的な特徴があると思います。

Photo

(1)本体は小さい(スポーツなど激しい運動をしている状態でもヘルメット等に固定できるサイズ)
(2)撮影中の操作はほとんどしない(操作しなくてもいい映像が取れるように(3)以降の特徴)
(3)広角である。130度~180度など(範囲が狭いと期待した範囲が撮れていない可能性があるので)
(4)ズームがない(ズームで範囲が狭まると期待した範囲が撮れていない可能性があるので)
(5)全体にピントがあったパンフォーカス動画(撮りっぱなしで撮影対象を決める操作などはできないため)=被写界深度が深い
(6)(おそらくパンフォーカスにするため)通常カメラのフォーカスを合わせた映像と比べるとあまりシャープではない
(7)(おそらくパンフォーカスにするため)撮影距離は40~50cm以上。それ以上近づくとぼやけてしまう

これらのうち(5)パンフォーカスという点に惹かれこれがあれば鉄道模型で全体にピントがあった動画が撮れるのでは?と思いましたが、以下の項目が引っ掛かりました。
(3)広角
   →模型・レイアウト以外の余計な現実が映り込んでしまう。また画面の端に行くほど画像が歪んでしまう。
(4)ズームなし、(7)撮影距離は40~50cm以上
   →模型に近寄った映像が撮れない。
特に近寄った映像が撮れないのが厳しく、少しでもそれら軽減できるアクションカムは無いかとネット上でスペックなどを見ていました。
そうしたところ、以下のカメラが気になり入手をして試してみました。
AEE Magicam s71(\39,000前後)

Aeemagicams71

・画角は150°を基本にワイドやナローと画角を選択できる
・ビデオ解像度は4Kや1080Pが選択できる
10倍デジタルズームがある(解像度を1080Pにした場合。4Kではできない)。
・液晶画面があり撮影内容やタッチ操作でズームや各種設定を行う(これとは別にスマートフォンと無線接続して表示することも可能)
※ちなみにこれの前機種の”SD21”が約半額で販売されておりそちらもズーム機能を用意しているが、低い解像度をさらにデジタルズームで拡大しているのでサンプル映像を見る限りズーム映像は潰れ気味で実用的ではない。

■使用した結果
以下の動画に通常のカメラ(オートフォーカス)でやってしまう失敗例とmagicamで撮影した映像を載せます。
・画角のワイドやナロー設定は結局デジタルズームで拡大しているだけの模様。
・デジタルズームなのでやっていることは広角で撮った内容の中心部分を採用して端の部分をカットしている。そのおかげで広角の端の映像歪み部分がカットされているので最大にズームすると歪みがほとんどない。
・撮影距離は20cm以上は必要だがズームにより寄った映像も撮れる。
・ズームは10倍にすると画質に粒状感が出てしまうので5倍ぐらいが妥当。

Photo_2

さすがにパンフォーカスのためシャープな映像は無理ですが、動いている模型をフォーカス状況を気にせず撮影できるのはすごい楽で、十分使えると思います。

***2016.10.09追記***
第12回軽便鉄道模型祭での撮影映像です。
 
アクションカムで撮った成果として
 
Photo
・パンフォーカスのおかげで手前からレイアウトの彼方までピントが合っていた(白矢印)。
・ズーム機能5倍固定で撮影することでアクションカム特有の画面枠周辺の広角歪みもほぼカットできていた。ただしよく見ると少し目立つところもある(黄色矢印)
・パンフォーカスということで液晶画面を詳細にのぞき込んでピントを合わせる必要がなく、手だけ伸ばしてだいたい映っているだろうという感覚で撮影できた。カメラも小さいので疲れてプルプル震えることは無かった。
・撮影時は意識して揺れないよう注意(手振れ目立つ)。

2

・作品が素晴らしくもう少しアップで撮影したいと思って近づいたら最短撮影距離20cm以下に近づいてしまいぼけた映像になっているのがあった(黄色点線。後ろの矢印の車両などはピント合ってる)。今後は20cmを意識して撮影する。後にクローズアップレンズを取り付け可能にして解決。
Aeemagicams71
・ちなみに同カメラの写真機能で撮った写真は全く使い物にならないレベル。PC上で動画を止めて画面キャプチャした方がきれいなのはなぜ?(写真モードで撮ったものは塗りつぶした感じになっている)
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あと、ELMO社 QBIC MS-1(¥25,000前後)というアクションカムが”撮影距離が2cmの至近から∞”という性能でこちらも試してみたのですが、撮影距離は2cmはさすがに近すぎてぼけ気味で実質10cm以上は離れる必要あり、また映像に粒状感が出ているといった感じでした。
 
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追記
クローズアップレンズを取付して最短撮影距離を近くすることができたので記事を掲載しました。

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参考になった記事
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