« 東ドイツ軍の鉄道シーンを再現したレイアウト | トップページ | 関口知宏が行く 鉄道の旅 8年ぶり新作 「オランダ編」よりスタート »

2015年8月16日 (日)

Tilligのデュアルゲージ線路を使って様々なスケールの車両を走らす

35

Tillig社は線路も製品化していて、その中にデュアルゲージ線路というものがあります。

デュアルゲージは実物では線路幅が違う車両を一つの線路上を走らせるために3本レールを敷いているもので、たとえば1435mmの標準軌と760mmのナローゲージの車両が一緒に走れるようになっています。

3

実物の例(書籍”オーストリア鉄道旅物語”より)

Tilligはこの線路を1/87で製品化しており、HO/HOe(16.5mm,9mm)とHO/HOm(16.5mm,12mm)があります。
この線路幅なので縮尺が違うNゲージなども走らせることができ、一つの線路で色々なスケールの車両を走らせられるという欲張りな線路です(過去にもこの線路を使われた方の記事もあります)。
 なお、この線路は日本ではトラムウェイさんのところで常時扱っています。またチムニーさんのところもTillig製車両を扱っており注文すれば取り寄せしてくれます。

【1】線路紹介
線路の紹介と色々なスケールの車両を走らせた様子を動画にまとめてます。


【1-1】デュアルゲージ線路(フレキシブル線路85126 HO/HOe )
16.5mmと9mmのデュアルゲージ線路です(フレキシブル線路の長さは680mm)。
本来はHOゲージ車両とHOナローゲージ車両を走らせるものですが、片方は9mmなのでNゲージも走れます。
また、実物では使われない狭い側の線路幅は実は6..5mmでZゲージが走らせられます。

36

Hohoe1_4

Hohoe2

Hohoe3

Hohoe4

HOゲージ(16.5mm,1/87),HOナロー(9mm,1/87)
Nゲージ(9mm,1/160),Zゲージ(6.6mm,1/220)

【1-2】デュアルゲージ線路(フレキシブル線路85127 HO/HOm )
16.5mmと12mmのデュアルゲージ線路です(フレキシブル線路の長さは680mm)。
本来はHOゲージ車両とHOm(メーターゲージ)車両を走らせるものですが、片方は12mmなのでTTゲージ(1/120)も走れます。
また狭い方のゲージ幅は約3mmでTゲージ(1/450)が走行できるか試してみましたが線路幅や線路の汚れ具合などシビアなのか戦闘車のライトはつきましたがモーター車の走行はうまくいきませんでした。

Hohom1

Hohom2

TTゲージ(12mm,1/120),Tゲージ(3mm,1/450 なお走行は失敗)

【2】利用例
Tilligのデュアルゲージは本来の使い方であればポイントもあり本格的なレイアウトも作れますが、上記のような6.5mm側も使う場合にはポイントは使えず、分岐のない直線かエンドレスで使うことになります。
【2-1】直線の飾り棚
壁などに車両の飾り棚を配置する際にデュアルゲージ線路を使えば色々なゲージの車両を飾ることができます。

【2-2】壁沿いエンドレス
壁沿いに周回するレイアウトは「走らせっぱなしする(ポイントほとんど使わない)」「風景はそこまで作りこまない」ことが多いと思われ、それであればデュアルゲージ線路を使用するのも手だと思います。

【2-3】試走台
お店などでも見かける動作確認用の試走台にディアルゲージ線路を使えば一本で済み、色々なゲージ線路を別々に用意する必要がありません。

【2-4】運転盤

2

ポイントの無いエンドレスだけの運転盤にデュアルゲージ線路を使っています。
上記の例はコルクボード上にデュアルゲージ線路(HO/HOe)を使って半径150mmのエンドレスを作り、スケールを限定させない簡単なシーナリーを作って色々なスケールの車両を走らせれるようにしています(かなり前に作ったものでどこかで見られた方もいるかと思います)。
以下に走行している映像を載せます。

(HOゲージ(1/87)とZゲージ(1/220)が同じ線路・風景を走ってます。Zゲージとして線路をじっくり見ると走っている線路の外側にもう一本レールが存在することになりおかしいのですが、ぱっと見は複線区間を走っているように見えそこまでおかしくはないと思います)。

【3】おまけ
・その1
デュアルゲージ上を色々なスケールの車両が走るというのはイマイチという人もいるかもしれませんが、1/1の実物でもこんなのがありました。チェコのベネショフにある機関区でのイベントでのようで通常の線路の内側に1本線路を敷いてデュアルゲージにしイベント用のミニ列車を走らせています。

Photo


動画リンク先 Májové setkání v depu Benešov

・その2
昔たまたまTVのチャンネルを合わせた時にトーマスをやっていたのですがナローゲージの車両が登場したときに、本線の標準軌と合流している箇所がちゃんとデュアルゲージになっていたのは感心しました。
参考 きかんしゃトーマス 第17シーズンレビュー 9

・その3
日本でも三岐鉄道北勢線の終点阿下喜駅に隣接する軽便鉄道博物館にある15インチゲージ鉄道「北勢軽便鉄道阿下喜線」が三岐鉄道のナローゲージ線路の両外側に線路を敷くというすごいアイデアでミニスケール車両を走らせているようです。

Hokusei

« 東ドイツ軍の鉄道シーンを再現したレイアウト | トップページ | 関口知宏が行く 鉄道の旅 8年ぶり新作 「オランダ編」よりスタート »

Tips」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 東ドイツ軍の鉄道シーンを再現したレイアウト | トップページ | 関口知宏が行く 鉄道の旅 8年ぶり新作 「オランダ編」よりスタート »

無料ブログはココログ