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2016年5月 8日 (日)

【軍用列車】WW2病院列車用車両(1/87)

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第2次大戦時のドイツの病院列車用車両の模型を紹介します。

 病院列車(lazarett zug)は戦場で負傷した自軍兵士を搬送するために自国で用意した列車です。
使用される車両は客車や貨車を改造して、手術室やけが人を収容する簡易ベッドを並べたりしたものです。

Lazarettzug2

外観の特徴として、屋根や車体に大きな赤十字マークがペイントして「けが人を運ぶ専用列車なので攻撃してくれるな」という印を付けています(これは赤十字条約(ジュネーブ条約)で、傷病者及び捕虜の待遇改善のための戦時国際法に則ったものだそうです)。
 
そのため、「病人と一緒にこっそり軍事車両や物資など運んでませんよ」ということを示すために基本的に病院列車は赤十字マークを付けた車両だけで編成されているようです(文章で確認できたわけではないですが、色んな写真などを見るとそんな感じです)。

1917

第1次大戦時の病院列車。赤十字マークのついた車両だけで編成されている。
 
なので模型でも赤十字マークのついた車両だけで編成する必要があるので、こつこつと発売される車両を集めてました。
 
以下すべてHOゲージです。
■ROCO (製番45092)  DRGの2軸貨車です。赤十字マーク以外は特に通常の客車と変わりありません。

Lazarett01

Lazarett02

■HERIS (製番11210) ヘリスから発売されていた病院列車セットです。戦時中の簡易客車を病院列車用に改造した車両×3両と暖房車1両です。塗装はダークグレーに少しだけ緑が混じっている戦時塗装らしい色になっています。

Lazarett03

簡易客車改造車両×3。しかしこの車両、側面に扉が無いからけが人搬送しにくいのでは?

Lazarett04

Lazarett06

暖房車。屋根の真ん中にボイラーの煙突がある。この車両は屋根上に赤十字マークは無い。

Lazarett07

このセットでは側面に各車両毎に違う番号が振られていました。実際の写真でも客車毎に番号を振られたものを見かけます。

■L.S.Models (製番49 140) ワゴンリの寝台車S2を病院列車用に改修されたものです。ワゴンリのマークは取られており恐らくフランス占領時に没収されたものでしょう。

Lazarett08

Lazarett09

Lazarett10

さすがに、車内までは病院列車用に再現できず通常時の豪華寝台の内装のままでした。

■Rivarossi (製番 HR4163) こちらはリバロッシから出たワゴンリ客車改造の病院列車用車両です。こちらは色も緑に変わっています。

Lazarett11

Lazarett12

Lazarett13

リバロッシ版も内装は通常の寝台車のままです。

■liliput (製番 L225323) リリプットから出た貨車改造の病院列車用車両です。

Lazarett14

Lazarett15

Lazarett16

参考動画

何かのイベントでの病院列車の再現
(車両の略称からおそらくオランダの蒸気機関車のミュージアムか団体の映像Zuid Limburgse Stoomtrein Maatschappij

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