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2017年2月

2017年2月22日 (水)

デルタ線ならぬ五芒線?

以前の「イタリア国鉄(FS)の奇妙な車両たち(5)フランコクロスティ式蒸気機関車 Gr.743」記事で参考に紹介した実物映像にとんでもないものが映っていた。

Senro2

8:00辺りの映像から。駅の地図左側に記号?見たいに書かれている線があるが、駅の線路につながっているので信じがたいが間違いなく線路だ。

Senro3

そのあとの映像が左→真正面→右にいく蒸気機関車の映像。
これだけで終わっているのでいまいちピンとこないが、どうも「機関車の方向転換をするための線形」らしい。
蒸気機関車の向きを変えたいときは転車台を使って向きを変えるのが一般的だが、その他に三角形の線形(デルタ線)を順に通過していくと最終的に機関車の方向が転換されているという方式がある。
 
今回の映像は、そのデルタ線の3点よりもさらに複雑な5点の線形(勝手に五芒線と言ってしまう)を5回も行ったり来たりして方向転換するらしい。いや~世界は広い。
 
なんでこんなことになっているかを勝手に想像すると、
・何かしらの理由で転車台は作れない
・デルタ線を作るには土地が狭い(これ以上急カーブにはできず、3角形につなぐことができない)
・最小半径カーブでつないでいくと五芒線でつなげられて方向転換が可能となった
といったところか。
 
もしこれを模型でやろうとすると線路がクロスする部分が3か所もあり難易度高そう。

2017年2月18日 (土)

ドイツ旧型電機の牽引相手色々

実物に合わせてドイツ旧型電機を走らすには牽引相手は緑色の普通用客車ぐらいしかないと思ってしまいがちですが、実物映像を見ると意外な相手を牽引していたりするので模型でも割と自由な組み合わせをしてもよいという励みになります。

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07:01~:東ドイツ国鉄(DDR) BR218とタルキス客車

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13:15~:タルキス客車とBR194補機

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18:25~:BR116と赤寝台車

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19:10~:BR144とTEE客車

2015
20:15~:BR116とKakadu(客室ビュッフェ合造車)

2030
20:30~:BR118とTEE客車

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34:25~:BR169とシルバーリンゲ

 

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02:25~:BR E52とBR50蒸気の重連

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04:45~:オーストリア国鉄(OBB) 1189重連と青客車

2017年2月11日 (土)

【ギミックのある模型車両】振り子式ディーゼルカー ドイツ国鉄 BR610

鉄道模型車両の中には、ただ走るだけでなくプラスアルファで独自の可動やギミックを搭載しているものもあり、より楽しめるようになっています。

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Pendlino_03

今回はフライッシュマン(H0)の模型で、振り子式ディーゼルカー ドイツ鉄道(DBAG) BR610 "Pendolino"(製番4415)を紹介します。
※メルクリンH0でもBR610は出ていますがおそらくOEMで同じ車体だと思います。
 
まず実物が振り子式傾斜機能を持っていて、カーブで車体を強制的に傾斜させることで高速通過を可能にしているという特徴があります。
模型でもそれを再現するために、カーブに差し掛かると車体が傾斜するギミックを用意しています。

Pendlino_04

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このように曲線に入ると車体が傾くようになっています。

Pendlino_02_2

箱にも"PENDOLINO"の文字と車体が傾斜しているイラストが記載されています。
 

Pendlino_06

傾斜する仕組みは、台車から伸びた棒と車体側にそれが入るスリットがあり、このスリットが前に行くにしたがって斜め下方向になっています。これにより車体傾斜を再現します。
この左側から見た写真例だと、以下のようになります。
(1)台車がまっすぐの場合は、棒は水平スリットの位置にある
(2)台車を右側に向ける
(3)棒が斜め下のスリットの方に行く
(4)台車は下方向には動けないので車体の方が上に持ち上がる
(5)持ち上がるのは左側だけなので、車体は右に傾く
傾斜のギミックは動画で見るとこんな仕組みです。
 
 
 
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参考映像
Neigetriebzug VT 611 in Wehr-Brennet (bei Öflingen)
実物映像。2両+2両編成がカーブで大きく傾斜しながら高速走行している。
ちなみに模型も先頭のダミーカプラーを交換したら2両+2両編成は可能な模様。
 
20100808_HOペンドリーノ.wmv 
NALTAN777さんのHOゲージ動画。カーブで傾斜する様子が分かりやすく撮影されています。
 
Nゲージの動画。FLEISCHMANNはNでもBR610を製品化していて、同じように傾斜機能があるようです。

2017年2月 8日 (水)

鉄道模型撮影方法の記事のリンクまとめました。

「車両の後ろまでフォーカスが当たった写真を撮りたいのに、先頭の一部しかフォーカスが当たっていない写真しか撮れないのはなぜ?」
からスタートした当ブログの鉄道模型撮影に関する方法、カメラ選定などの色々な記事ですが、参照しやすいように簡単な頭出しと記事へのリンクをまとめたページを作りました。
 

鉄道模型撮影方法 関連記事まとめ

 
(PC表示のブログだと右側メニュー一番下からもページに飛べます)

2017年2月 4日 (土)

ヴィルヘルム2世皇妃専用車両

ヨーロッパでは王室専用車両が色々な国で作られ、それを模型化した製品はいくつもありますがこれから紹介する車両もその一つとなります。

Hofzug_01

ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の皇妃のための専用車両です(メルクリンH0 製番43620)。

ヴィルヘルム2世のHofzug(お召列車)の模型は白&青塗装が模型では有名ですが、これはダークグリーンの車両となっています。
メルクリンの説明を見ると
・Hofsalonwagen der Kaiserin. カイザーリン(皇妃)用のサロン車
・Restauriert 2005 im Zustand von 1915. 2005年に1915年当時の姿に展示用にレストア※
※ポツダムのカイザーバーンホフ(Potsdam Kaiserbahnhof)に展示されている車両で、それを模型として製品化したと思われます。

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本製品はアクリルカバー付飾り台が用意されており、また説明書には当車両の説明・写真がついています。

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屋根を外すときれいな内装が見えてきます。

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Hofzug_05Hofzug_051

Hofzug_06Hofzug_061

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内装は床に複雑な模様をした絨毯を表現し、ストーブ、洗面台、広間なども表現しています。

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標準で室内灯(電球)が装備されているので点灯した状態で撮影。

Hofzug_09

最後にプライザーのヴィルヘルム2世夫妻の晩年の姿をモデルにしたフィギュア(Preiser 12196)と車両を合わせて撮影。(なお実際には1915年頃だとまだ50歳代なのでここまでおじいさんになっていないはず)。

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参考
Hofzug Wilhelms II. in Farbe Hofzug現存車両のカラー写真。今回のダークグリーンや白&青などもある。

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