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2017年11月 5日 (日)

模型撮影関連の書籍2冊紹介「スマホで超カンタン特撮」「HobbyJapan extra 2017 Autumn」

模型の撮影に応用できそうな書籍を2冊ほど入手したので紹介です。

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【1】スマホで超カンタン特撮: ポートレートからミニチュアまで「映像監督気分」の撮影テク

 (著 Tac宮本)<amazon>

著者は映像監督で、今まで特殊効果映像を撮ってきたノウハウを生かし、CGや高価なカメラを使わなくてもスマホのカメラでも色々な特殊効果のある写真・映像が撮れますよという、色々なテクニックをわかりやすく紹介した本。

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各記事のタイトルはこんな感じで、人物などの実物や模型に対しこういう特殊効果で撮るにはこういうやり方をすればいいですよというのが2~4ページ毎にフルカラーの写真で解説しています。
また写真撮影だけでなく動画にも応用がつくものについては印がついてます。

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裏表紙にある撮影シーンの一部。


【2】ホビージャパンエクストラ 2017 Autumn「模型をカッコ良く撮りたい」<amazon>

プラモデル系雑誌の月刊ホビージャパンのムック本。
かっこいい模型の撮り方について実際に模型撮影担当されているスタジオも協力しての特集。

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「スマートフォンを使った撮影」
「カメラの基礎知識、カメラ、レンズ紹介」
「ガンプラ、飛行機、戦車などジャンル毎の撮り方、写真映えする工作ポイント」
「模型カメラマン対談」
など。かなり幅広く冊子のほとんどを使って解説している。

ただ、情報が分散して分かりにくかったりする部分もあり補足しておいた方がよさそうなこともあったので以下記載。
 
・撮影モードについて
作例のような撮影をするなら、撮影モードは”オート(P等)”ではダメ
撮影モードを”絞り優先(AやAv)”か”マニュアル(M)”にし、ISO設定は100など小さな値(画質が良い)にする。
 
・三脚について
作例のような撮影をするなら、「三脚」もしくは「カメラを固定しておく場所」必須。
文章で”全体にピントを合わせる(ボケない)ために絞って撮影”と書いているが、絞ることで光量が減るためシャッタースピードが1/2(0.5秒)とかになっている。
これだけ遅くなると手持ちだと手ぶれしてしまうので三脚等でカメラを固定して撮影する必要がある。
 
・背景画について
 記事内では背景画はシンプルな無地を紹介してましたが、最近は箱庭技研さんで地面と背景の絵が描かれた「無反射ジオラマシートPRO」というのもありこれを使って撮影するのもよさそうです。
 
・鉄道模型の撮影について
プラモデル誌なので鉄道模型の場合について特に記載していないが、車両単体を撮影する場合はすごく参考になる。
ただ、以下のような鉄道模型の独自要素がからんでくると、記事内容が一部応用が利かない部分があると思う。
 
(1)列車やレイアウトなどを撮影する場合は、飛行機や艦船模型よりももっと前後に長くピントを合わせる必要がある
(2)車両が動いている状態を撮影したいときがある(写真・動画)
 
例えば上記の絞って撮影しシャッタースピードが1/2秒(0.5秒)になっているというのは、動画の一コマ1/30秒よりも大幅に遅いため、走行中の車両を映すと車両の残像しか映っていない状態になる。
 
なので、ピント範囲を広くするためにはシャッタースピード以外の方法で対応する必要がある(もしくは”別の方法だと他の要素が劣化するがどこまで妥協するか”という表現の方が妥当か)
 「ISO値を大きくすることで結果的にシャッタースピードを短くする(ただし画質劣化)」
 「フルサイズのカメラはピント範囲が狭いので、センサーサイズが小さなカメラを使用(ただし画質劣化)」
など。
 
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