工作

2020年12月12日 (土)

Zゲージ OBB 310(タイプ)の作成(食玩改造)その2

前回の続き。


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黒の塗装は、アクリジョンの光沢の黒2:つや消しの黒3の割合で混ぜて半艶ぐらいにして塗装。

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テンダーは、そのままでは横幅がはまらなかったので、リューターで少し削ってはまるようにしました(写真ははめる前後が逆向きですね)

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下回りは加工しない方針でしたが、唯一加工したのがカプラー周り。元々は左のBR18.4の上回りから伸びる柱状のところにカプラーが取り付けられているのですが、これだとOBB310でカプラーが取り付けられないので、右のように下回りのほうに下から真鍮線を伸ばしてカプラーを取り付けるようにしました(プラ板を粘着剤で仮固定)。

BR18.4に戻す場合は、赤の線のところを切り飛ばします(上回りが固定されなくなりますが、粘着剤で仮固定)。

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あと、Zゲージあるあるですが、分解した瞬間に油断しているとカプラーとばねが別々に飛んでいって探すはめになるので、カプラーとばねの接点部分に軽く接着剤を付けておきました。

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テンダーはOBB310の上回りのほうが長く、そのままだと本体ーテンダー間をつなげようとしても車体がぶつかってつながらないので、引っ掛ける部分の延長部品をプラ板で作り、粘着剤で仮止めしました。


そうして、完成した写真。

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ちなみに、食玩で塗装済みであった金とか銀部分は、作業で触っていくうちに徐々に剥げてきた部分もあったので、
4アーティストマーカーの金と銀でタッチアップしました。

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前面のシリンダー尻棒2本が踏み台の穴から少し頭を出してる雰囲気を再現。
(なお実物の踏み台の穴は上のほうに空いているのだが、車体を上から被せる方式にしたので下のほうから穴が開いてる)

あとフロントの赤は元のBR18.4のものだが少し剥げて黒が見えている。いつかこれも改修しよう。

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キャブ前面に申し訳程度に窓を開けたが、作りの構成上、位置も大きさも実物と違うものに。

あと、手前の2つのタンク(空気溜め?)は食玩の下回りから削ぎ取って粘着。

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ちなみにキャブの左右で前面のでっぱりが違うので作り分けた(数枚上の写真で右側のキャブを見ると前面部分が出っ張っている)

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後ろから見るとキャブがハの字状になってしまっている。反省。

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H0ゲージのOBB310(ROCO製)と並べて。

軸配置やテンダーの形が違うのがよくわかります。

ちなみに下回りの赤色ですが、ドイツ併合時代(BR16と形式改名したころ)の模型を見ると赤色になっていた時期もあるようです。

 


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最後に、オリエント急行を牽いているイメージで。

元となった「Furutaの世界SL紀行」食玩は、ネットでも探せばまだ見かける機会はあるようなので、他機種含めて手に入れて加工してみてはどうでしょうか。

2020年12月 7日 (月)

Zゲージ OBB 310(タイプ)の作成(食玩改造)その1

きっかけは数年前に中古屋にぶら下がっていた食玩の中にこれがいて、

「ん?この大きさは!」と思って数百円だったのでダメ元で購入したものです。

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Furutaの世界SL紀行」という食玩の1両でオーストリア国鉄(OBB)の310蒸気機関車です。

裏面にはこのシリーズ他の車両が載っていますが、縮尺はばらばらのようです。

ネットで調べてみると2004年販売ということで15年以上前のものです。

 

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オーストリア国鉄の310蒸気機関車はこちらのサイトにもあるようにオリエント急行を牽いた実績もある主力機関車です。

※今週再放送される以下の番組でも一瞬紹介されてます。

BS世界のドキュメンタリー「オリエント急行 -夢の豪華列車を走らせた男-」[二][字][再]
2020/12/11 (金) 0:00 ~ 0:44 (44分) 
NHK BS1(Ch.1)


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説明には縮尺「約1/180」と書いてありましたが
メルクリンZゲージ(1/220)のBR01、BR18.4と並べてみるとそこまで違和感無し。

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さらに構造は、「ボイラー」と「ランボード以下の下回り」が分かれる構成で、Zゲージ走行化するにはやりやすそうでした。

というざっくりとしたイメージはできたのですが、そこから数年間ほったらかし。


以前も書いた通り、手を付けても途中で止まってしまうことが多くこのままではいけないということで

Baden谷9さんの「Osaka Z Day 2020 オンライン」の開催までに作るという目標・期限を設けて完成させること優先で工作しました。

・食玩の上回りボイラー部分は丸々利用。下回りは2-6-4というZゲージでは珍しい軸配置であるため、既存車両の下回り利用を最優先しこの軸配置は諦めた(よってこの時点でOBB310に似せた”タイプ”扱い)

・下回りは上記比較写真にもあったBR18.4を利用(軸配置4-6-2)。OBB310のボイラーの中を削れば動力装置がすっぽり入りそうなこと。OBB310と同じ4気筒機であり、前面に内側のシリンダー尻棒が2本出ているのが表現されているのでこれを利用できること。
下回りは手を加えず、いつでもBR18.4に戻せる状態にする(つまりOBB310,BR18.4兼用とする)。

・キャブは、食玩のは分厚く、モーター部分に被せるのは無理なので、プラ板で自作(モーターのサイズに現物合わせなので実物より大きめ)。

・前面の踏み台やキャブ~火室の下回りは薄い板で強度が必要なので真鍮板使用。

・テンダーは、本来のOBB310はすごい特徴的な形をしているが、食玩のは箱状に近く似ていない。が、とりあえず完成させるためにそのまま利用し、BR18.4のテンダー下回りがはまるように加工する。

といった方針で工作しました。

 

 

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下回りが入るように、リューターでボイラー内部の余分なでっぱりを削り、さらに横幅も削って拡張。

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0.5㎜のプラ板でランボードキャブ側面を作成。

なお、食玩のボイラーとプラ板の接着は、食玩側が接着しにくい材質なのか最初普通の瞬間接着剤やエポキシ接着剤で付けてみましたが、ちょっと力を加えただけでペリペリとはがれてしまいました。

そこで以前ツイッターで見て、参考メモしていたセメダインの瞬間接着剤「3000ゼリー状」を試したところ無事接着できました。以降、真鍮板の接着含め多用しました。

 

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さらに前面の踏み台、キャブ下回りを0.2真鍮板でつくりプラ板に貼り付け、キャブ屋根を0.2プラ板に曲げ癖をつけて接着。

 

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下回りに仮に乗せてみるとこんな感じ。実際は、部品を付ける度に下回りを現物合わせではまるか確かめながら工作。


 

次回に続く

2019年10月26日 (土)

食玩EF58のZゲージ化【1】分解

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中古屋で食玩の「鉄道ファン Vol.3 栄光のゴハチ」というのがあり、

「確かZゲージサイズのEF58が入っていたんだよな」というので2個買いました。

(調べたら2006年頃の製品で10年以上前だった)

 

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Zゲージの車両(客車とEF64)と並べてみると、一回り大きいです。昔のNゲージでモーターサイズのせいで縮尺を大きくせざるを得なかった車両みたい。

違和感ありますが、車高を下げればなんとか我慢できるかなといった感じです。

ネットで探すとメルクリンZゲージのアメリカ型機関車GG1の下回りを利用した事例がありましたが

持っていないので別の方法でやってみようと思います。


【1】分解

初っ端から、分解の仕方がわからず苦労しました。

結論でいうと一部壊しながら分解しました。

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まず、先頭部の運転窓の下あたりに丈夫なマイナスドライバーを無理やり差し込みます。

そして、てこの原理で差し込んだ部分を支点にドライバーを持ち上げ、下回り部分を取り出す動きをします。

普通なら車体の方が曲がってしまいそうですが、分厚いので耐えてくれてます。

”パキッ”という音とともに下回りが外れます。同様に反対側もやって外します。

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外れた様子。〇の部分が車体と下回りを固定していた部分ですが、左側はぽっきり折れてます。

右側は奇跡的にピンが抜けていますが、どっちにしても除去する部分なので折れて問題ありません。

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次に側面の窓ガラスですが、車内の薄緑色が塗られていて雰囲気がいいのでこのままでもいいのですが

窓ガラスが分厚く、動力を入れるのに邪魔になりそうなので外します。

これもがっちり固定されていて、どうすれば外れるか分からなかったのですが一部壊しながら分解しました。

・まず、薄緑色の窓ガラス部分についてマイナスドライバーを車体と差し込んで外れそうなところは外します。

・ドライバーが入らないところは接着剤で固定されているので、写真のように窓の外側から木の棒を当て

小さなハンマーでトントンと様子を見ながら叩いていき「パキッ」と接着剤固定の部分を外していきます。

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運転席、ドア部分の窓ガラスは利用するので、その部分を残して、側面窓の薄緑色部分をプラ用のこぎりで切断し外します。

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次に、車体を固定していた柱や突起物をカットします。

奥まった部分をカットできるプラ用の「トップカッター」であればパチンパチンと簡単にカットできます。

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こうして余計な部分を外した状態にできました。

 

2019年4月18日 (木)

メルクリンCトラック 【ワイドポイント】 2線3線兼用化改造

前回の標準ポイント改造に続いて大型のワイドポイントの2線/3線兼用化改造です。

ワイドポイントは標準ポイントのようなイレギュラーなことはなく、フログ部分を無通電化するのがメインとなります。

参考にしたのはberg-montagne さんの記事になります。

(1)線路端の左右通電切断

 これは前回標準ポイント記事の(2-1)と同じで左右間の金具を切断します。

(2)フログの無電化

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フログの裏側に2本のピンが見えるので、金属の棒で押し出してフログを外します。

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フログの両端部分を0.5㎜ほど金属やすりで削り隣のレールと触れないように加工します。

(3)金具の除去とフログ再取り付け

フログを外したときにリードレール側に金具が見えています。これでフログとリードレールが通電しているので

見えている金具部分を折って除去します。

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マイナスドライバーで根元まで起こして、後は根元から何回か折り曲げるとポキっと折れます。

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次に金具を一部利用するので上の写真の部分で切断し、大きな方を再びポイントの元の部分に置き、その上からフログをかぶせ取り付けます。

(金具はフログの高さを元の通りにするために必要)

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こうしてはめると前後のレールとは接触せず通電していない状態になります。

テスター等で通電状態を確認してください。

(4)分岐先の通電(非選択型)

前回標準ポイント記事の(2-5)と同じく右ー右、左ー左のレールをコードでつないでおきます。

(5)2線/3線車両の動作確認

あとは、2線、3線(メルクリン)それぞれで配線し、ポイントを通過するか確認してください。



2019年4月12日 (金)

メルクリンCトラック標準ポイント 2線3線兼用化改造(改善版)

壁棚レイアウトに敷くレールとしてメルクリンのCトラックを使いH0ゲージの2線式/3線式(メルクリン)兼用路線にすることにしました。

単なる直線、曲線レールは単純でCトラック裏の右レールと左レールをつなぐ金具を切断すればOK。

問題はポイント(通常)で、皆様の改造記事を見ましたが、

DB103さんの「試行錯誤 メルクリンCトラックポイントの二/三線共用化改造」記事に、2線化は成功したが

「3線(メルクリン)として使用したらリードレールを集電シューがまたぐときにショートするようになった。

調べたらオリジナルはリードレール部分は無電状態でまたぐとき集電シューが触れてもいいようになっていた。」

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という問題があったということで、2線のときと3線のときでリードレールへの給電する金属板を抜き差しして替えるという運用回避となっているということで、今後の課題とされてました。

自分の壁棚レイアウトでもこの運用は耐えられないので、この問題を回避する改善版を作りました。


(1)検討

ちなみに、大型のワイドポイントはこのような仕組みになっておらず、横から見ると中央の3線軌条の突起が線路より高くなって集電シューがリードレールに触れないようになっています。じゃあ通常ポイントも3線軌条突起を高くすればとも思いますが、おそらく大型ポイントは長いので緩やかな突起の起伏になりうまくいっているのでしょうが通常ポイントの長さでは突起の起伏が急になり集電がうまくいかないので今のような方式を取ったと考えられます。なので突起を高くする案はパスします。

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ポイントのパーツは

「トングレール(可動する部分)」

「リードレール(トングとフログの間)」

「フログ(クロスする部分)」

に分かれています。

今回の問題は

「3線時に直線側を進む際に、カーブ側のリードレールを集電シューがまたぐ際にリードレールに触れている。リードレールには電気が流れているのでショートしてしまう(曲線側も同様)」

ということで、

・直線側を進む:カーブ側リードレール=無電、直線側リードレール=通電

・曲線側を進む:カーブ側リードレール=通電、直線側リードレール=無電

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という状態になっていれば2線でも通電しているし、3線でも無電のリードレールをまたぐので通過できることになります。

上記のような通電状態にするために、トングレール(可動する部分)の動きを利用することにしました。

 

トングレールとリードレールは、

 ・直線側を進む:直線側のトング・リードが一直線になり、曲線側のトング・リードは折れ曲がる

 ・曲線側を進む:直線側のトング・リードは折れ曲がり、曲線側のトング・リードが一直線になる

という動きになるので、これを利用し直線・曲線トングレールの外側に銅線を付けて

 ・一直線になった側はトングレールにつけた銅線がリードレールに触れる角度になり通電

 ・折れ曲がった側はトングレールにつけた銅線がリードレールから離れる角度になり無電

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となり実現できそうです。

 


(2)実際の改造

改造方法の半分以上はDB103さんの記事とかぶります。

(2-1)線路端の左右通電切断

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 直線レールなどと同じように、線路端の右レールと左レールが繋がっているところをニッパー等で切断し通電しないようにします。ポイントなので計3か所行います。

(2-2)フログの無電化

まずフログ部分を無電化するためにフログを外します。

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 裏側の折っている鉄板を真っ直ぐにした後にすぐ隣のフログのピンを鉄の棒で押すとフログの片方だけが持ち上がります。

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 ここで先ほどの鉄板部分(Aの形をした金具)がフログから外れると思うので少しだけ曲げてフログの穴に戻らないようにします。

 フログのもう片方はレールの下に突起が潜り込んでいるので、ピンを真上に押してもうまく外れません。

 先に押した側の方を斜めにしながらじわじわと押し出して取ります。

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取り出したフログは、フログから先のレールとの間を絶縁したいので、先ほどのレールしたに潜り込んだ突起+さらにフログ自体も1㎜弱ほど鉄鋼やすりで削ります(ダイソーのダイアモンドやすりで十分でした)。

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後は、再びポイントにはめ込みます。

(2-3)A型金具の一部削除

 リードレールの内側にAの形をした金具があります。一端は先ほどのフログの穴にはまっており、もう一端は左右のトングレールの根本につながっています、メルクリンの仕組みでは左右のレールから電気を通しフランジから車両へ給電するためとフログに給電するためのものです。

これがあると左右のレールが通電してショートしてしまうので、皆様の改造記事だとA型部分を全部撤去していますが、「左右が分かれる」および「フログにつながらない」ようにすれば残しても大丈夫のようです。

今回は以下写真のようにカットして、元の金具と瞬間接着剤を付けて金具を一部残しました。

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なお、瞬間接着剤で付ける側は鉄板がリードレールに接触して通電しないように注意。

ここまでの段階でテスターなどを使って、ポイント切り替えしながら「フログが無電」「左右リードレールが無電」「左右のレールと近くのトングレールは通電(常時)」などを確認しておいてください。

(2-4)トングレール外側に銅線はんだ付け

 検討の通り、トングレールとリードレールが一直線になったときに通電するようにトングレールの外側に銅線をはんだ付けします。

 

銅線は、鉄道模型車両の集電にも使われる素材がよく、リン青銅線やベリリウム銅線などがいいと思います。今回はベリリウム銅線(0.2mm)にしました。

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ポイントをクリップ等で立てるようにして、はんだ付けするトングレール外側が水平になるようにして、はんだ付けする位置に銅線を置きはんだ付けします。(もう片方のトングレールの外側も同様に実施)

 

はんだ付けがうまくいったらポイントを切り替えしたり、トングレールを軽く横動させてみて、見た目やテスターなどで接触、通電状態を確認してください。

あと経験として、半田ごての熱を当て過ぎて変形が生じたためか、たまにトングレール自体に通電しなくなる、トングレールの動きが渋くなり完全に切り変わらなくなった場合がありました(最悪失敗でポイント廃棄)。

まずは、変形しないように素早くはんだ付けすること。通電しなくなった場合はトングレールの根本の「回転する部分」-「(A型)金具」-「トングレール」のどこかでうまく通電してない可能性があるのでそれぞれの間を薄い金具を差し込み気味に動かしてみて通電するよう調整してみてください(先ほどカットしたA型金具の薄さがちょうどいい)

 

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「一直線のとき、リードレールに触れている(=トングレールが接するレールとリードレールが通電している)」

「折れ曲がっているとき、リードレールから離れている(=トングレールが接するレールとリードレールは通電していない)」

 

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理想は、真っ直ぐな銅線をトングレールの横に平行にはんだ付けするのだから一直線になったらぴったりリードレールに触れて通電といきたいところですが、トングレール自体も多少ぐらつきもあるのではんだ付け後に、銅線を曲げたり伸ばしたりの調整が必要です。

 

(2-5)分岐先の通電(非選択型)

 後は、フログの先の分岐先のレールに電気が通っていない状態なので、右ー右、左ー左のレールをコードでつないでおきます(2線式にした場合分岐先のどちらも電気が流れている非選択型ポイントという状態)。

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これで加工は終わりました。


(3)2線/3線車両の動作確認

基本的な通電状態は(2)改造時のテスター等で確認していると思いますが、実際に2線式、3線式の車両を走らせてみて「ショートしないか」「途中で止まらないか」「脱線しないか」等を確認してみてください。

 

 

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フログが無通電となっているので、2線式の2軸動力車などはここで止まってしまうものもあるかもしれません(うちで一番厳しい車両と思われるイタリア国鉄の入れ替え機Sogliola(魚の”ヒラメ”)ことSerie 208ですが、カーブ側で止まってしまう場合がありましたが、勢いよく通過させればなんとかなりました。)

こうしてできたCトラックポイントの特徴は

・2線/3線兼用

・非選択式ポイント

・スプリングポイントとしての使用は不可

となります。

あと、レールを布等でクリーニングする際に銅線に引っ掛けて壊す可能性があるので注意してください

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次回 メルクリンCトラック 【ワイドポイント】 2線3線兼用化改造

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その他参考

なにわ鉄ちゃんの会 メルクリンCトラックの改造
 

【追記】

こちらの記事(ドイツ)では別方法として、中央の突起を追加しているようです。

・リードレールには常時隣りのレールと通電状態

・集電シューがリードレールをまたぐ辺りに新たに3線軌条の突起(少し高め)を4か所追加し、集電シュー通過時にリードレールに触れないようにする。

 

2018年3月31日 (土)

【Zゲージ】ロクハンR45カーブを通過するメルクリン車両と小加工

2018年2月にロクハンから「Zショーティー」というZゲージ版のショーティー車両が発売となりました。

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手前:ZショーティーEF66と(比較用)通常ZゲージEF65
中:ZショーティーE5系はやぶさ
奥:(比較用Nゲージサイズ)Bトレインショーティー

ダミー台車を履いたボディ製品と、走行用の動力シャーシ・トレーラーシャーシを組み合わせることでZゲージ線路を走ることができます。

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で、このZショーティーはR45カーブというBトレの約R100カーブの半分以下で走らせることができるのが利点でCD一枚分の幅があればエンドレスのレイアウトができ、ちょっとした棚などがあれば走行が楽しめます。

現在のところ、Zショーティー機関車に牽引させる客車や貨車は出ていないのでメルクリンZゲージでR45カーブを通過できる車両は無いか調べてみました。

(ZショーティーEF66のカプラーをロクハンが出している「ヨーロッパ型カプラー」に交換し、メルクリンZゲージカプラーにつなげられるようにして実験)


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【2軸貨車】×

当初、メルクリンの車体長がかなり短い2軸貨車は走行できると思ったのですが、1両だけなら線路には載るのですが牽引は無理でした(「軸が固定されているためR45ではレールに追従せず抵抗になる」「カプラーの首振りが限界」


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【台車間が短いボギー台車を履いた車両】〇※加工要

次にボギー台車を履いた車両で、台車間隔が短い車両ならカーブに沿って首を振るのでなんとか牽引しても通過できることがわかりました。

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ただし、ステップなどR45カーブでカプラーや台車に当たってしまうものは牽引すると曲がり切れず脱線するので、その部分をカットすることで走行可能になりました。

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※なお、台車がかなり首を振る必要があるので上のような台車が半分車体に隠れているような車両はダメでした。

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【S字カーブ】
次に単純なR45カーブは曲がることができたのですが、カーブが逆方向になるS字カーブについても実験したところ、R45+R45は連結が外れてしまったので、S字カーブにする場合はR70+R45にすることにしました(上のように配置するとその先もちょうど複線間隔になるので好都合)。

【走行映像】

両端にR45+R70の折り返し部分を配し、中央を緩いカーブの見せ場にした配置。
 
※ちなみに日本型車両で同様にR45を通過できる車両が無いか試したところセキ6000は通過できました。

2017年3月19日 (日)

レイアウトに流れる川を作る

私は鉄道模型以外の模型について「模型の観方」という別ブログをやっているのですが、そちらで動かない模型が動いているように見える「タブレット展示法」というのをやっています。

以下の動画を見てもらえばどんなものかわかると思います。模型は動いていないのですが液晶画面の背景映像が動くことで模型が動いているように見えるものです。
 
元々は静止物の模型が動いたら面白いだろうなということで編み出した方法ですが、動く鉄道模型に応用できないか?と考えてみました。
同じように動いていない車両の背景を動かして走っているように見せることも案としては考えられますが、今回はレイアウトに応用してみました。
 
「レイアウト上の流れる川」
映像を見ていただければ川が流れている(ように見える)様子がわかると思います。

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Kawa2

(レイアウトといいつつ今回は即席で申し訳ありません。川の流れをタブレットの液晶画面に表示し、川の壁とガーター橋は普通紙に印刷しただけです。)

今までのレイアウトでの水面表現は固形で作成するため動かすことはできませんでしたが、それとは異なる新しい表現ができたと思います。
今回は8インチタブレットを使用しましたがタブレットである必要はなく、古いノートパソコンや液晶ディスプレイを使っても可能です。
 
素材の川の映像はできるだけ高いところかつ真上から撮影したかったので、東急田園都市線の二子玉川駅と並行してかかっている橋の上から多摩川をスマホで撮影しました(なお日が照っていると反射が激しいので曇りの日がよさそう)。
音は自動車や電車の音が入ってしまっているので、別途フリーの効果音サイトから川の音をダウンロードして割り当てました。
 
今回はとりあえず即席で作成しましたが、もし本格的にレイアウトに利用するなら、タブレットや液晶ディスプレイは取り外し可能にしておいてレイアウトで遊ぶ時だけはめ込むといった感じかなと思います。
 
なかなか面白いと思いますので皆さんも試してもらいたいです。
(日本だけでなく欧米のレイアウトビルダーにも見てもらえたらうれしいなと思います)
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