Tips

2020年1月 6日 (月)

参考になりそうな模型ツールや技法情報をブックマークから書き出してみた。

今まで、模型の参考になりそうな情報をPCのブラウザのブックマークに保存していたが、

「確かどこかにブックマークしてたはず・・・」と思って探しても情報が多すぎてたどり着けない始末。

また外に出て、「そういえば、この前ブックマークした製品を買ってみるか・・・」と思っても情報が見れないので製品が分からず結局買えずじまい。

といったことがあり、いろいろ駆使すればスマホと連携などできるのかもしれませんが、ベタにココログのWebページにリンク先を書きだしてみました。


参考 模型ツール等「1」、「2
参考 模型技法「1」、「2


無造作にWeb内情報貼り付けorリンク先を貼っていますが、ずらずら~と見ていけば情報にたどり着けるのでまあいいかと。

 

※なおPC表示だと右下にWebのリンク先が表示されたのだが、スマホ表示だとウェブページへのリンク表示が分からなかったので、トップページにもリンク先を記載しておくことにした。

2019年7月24日 (水)

百均セリアの「メイクブラシスタンド」を改造して片手で筆の取り出しができるようにする

Mb001

またも、百均ネタですが、模型作業中に一時的に筆を置くものとしてよいのが無いかネットを探していたところセリアの「メイクブラシスタンド」というものがプラモデル・模型工作の筆置きとして使えるというので早速入手しました。

Mb01

Mb02

Mb03

大小さまざまな形をした穴があり柔らかいシリコン状(熱可塑性エラストマーとのこと)なので、筆を少し小さめの穴に挟むことで固定します。

Mb04

製品の説明に書いてある通り、作業中に上向きに刺すことも、筆を乾燥させる時に下向きに固定して刺すこともできます。

これは便利と思ったのですが、作業中に使おうとしたときに、筆を挟む形で固定しているので、筆を片手で取ろうとするとスタンド毎持ち上がってしまいます。取るにはスタンドを押さえながら取る必要があり、作業中のストレスになるなと思いました。

Mb05

 

(なお挟まないように大きめの穴に筆を刺すと、地面についた部分がフリー状態のため筆が斜めに傾いてしまう)

そこで、対策として

(a)筆を乾燥させる場合は、製品の通り筆を挟んで固定

(b)作業中の使用は、筆を挟まないように大きめの穴に刺すが、下部分に格子上のものを置いて筆が斜めにならないようにする

という方式を考えました。

(b)にするには下に格子状のものを置く必要がありますが、「メイクブラシスタンド」を真っ二つにして、半分を下の格子として使うことにしました(自分の場合は同時に筆をたくさん刺すこともないだろから半分でも足りるだろうという目論見)。


【改造方法】

(1)「メイクブラシスタンド」をプラ用のこぎりで真っ二つにします。

  なお、シリコン状の部分が切断によって動かないようにセロテープをぐるっと貼って仮止めしておきます。

Mb06

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(2)先ほどの仮止めしたセロテープをはがします。そうすると白い筐体とグレーのシリコン状の部分が離れてしまうので何かしらで固定します(接着剤はなかなかくっつかなかったので両面テープがいいかもしれません)。

Mb07_1

(3)次に真っ二つにしたスタンドの片方の足を外して、反対の向きに取付なおします。

Mb08

Mb09

(4)次に写真のように「反対にした方を上」「元の方を下」にして足を合わせセロテープでぐるぐる巻きにして固定します。
  ※この向きに結合すると、上と下の穴の位置が同じになり筆を刺しやすくなります。

Mb10

Mb11

(5)これで、(b)の挟まないように筆を置いても下の穴に刺さるので斜めにならずに置くことができるようになりました。

Mb12

左:(b)の大きい穴に筆を入れて下の穴部分まで届いて置いた状態

右:乾燥させるために筆を下向きに挟んで固定し浮かせた状態

 

(6)さらに筆を刺した状態でスタンドを持ち上げて移動できるように、下の面に板状のものを貼り付けました(とりあえずコルクシートをセロテープで固定)

Mb13

(7)なお、たたむとこんな感じ

Mb19

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副次的なこととして半分になったことで、コンパクトになり机上を広く使えます。

なお元サイズの筆置きが必要な場合は、2個買って上下に組み合わせればできそうです。

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2019年7月17日 (水)

百均セリアの「タワーペンスタンド」を模型工具入れに使う

T09_1

今まで、模型で使う工具類は箱等に入れてしまっていたのですが、鉄道模型で遊んでいてちょっと修理とか加工しようかなと思ったときに、必要な工具がすぐに出せる状況でない場合は「また今度にすればいいや」と後回しにしてしまい結局やらないまま過ぎてしまうということが多かったです。

このままでは良くないと思い、よく使う工具とかはすぐに使える場所に置こうと考え机上の工具置き場としていいのが無いかネットを調べると、

G-Partsの「卓上ツールボックス2(木製)」がニッパーも歯が隠れるように置けて良さそうだなと思ったのですが、人気商品らしく常に売り切れ状態。

T10

その他のネット記事を探していると、百均セリアの「タワーペンスタンド」という斜めにペンなどを置くスタンドを模型工具入れに使用している事例を見つけ早速入手しました。

T01

縦にも横にも置ける仕様で、ペンや筆、カッターやニッパー類も置けそうで2、3個買って並べれば色々置けるなと思いましたが一点気になるところが。

T02

細い筆などを入れると仕切りの下の方にごちゃごちゃと集まり、代わりに上に空間ができてしまい整理面でいまいちだなと思いました。

そこで、仕切りを追加して空間をうまく使えるように工作しました。

T03

使うのはダイソーの「切って使える仕切り版 6㎝」です。この板を格子状に組んでタワーペンスタンドの仕切りとして入れます。

T05

この仕切り板を切って3.5個分×2枚 と 3個分×2枚を用意します(一空間の仕切り分)。

T04

間のつながった部分はハサミで切断できますが、3.5個分の0.5部分はカッター等で切断します。

(なお、切断した際の出っ張りですがこの時点ではきれいにせずそのままにしておきます。
 タワーペンスタンドと仕切り版は接着などせずにはめ込み圧入するため多少でも長めにしておく)

T06

用意した4枚の仕切り板を、格子状に組みます。「斜めのAパターン」と「水平のBパターン」がはめ込むことができるのが分かりましたので、好みで組んでください。

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組んだ仕切り板をタワーペンスタンドの空間にはめ込みます。この時まだ仕切り板が窮屈ではまらないと思いますので、仕切り板が固定されるぐらいに切断面の出っ張り等を少し削って(自分はカッターで削いだ)はめ込んでください。接着しないので何回でもやり直せます。

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また、尖った工具を入れたときを考慮して、空間の底面にクッションとなる百均のカラーボード(スチレンボード)を入れてみました。これもはめ込みで接着してません。

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こうしてできたものに工具を入れた様子です。

右側が、仕切り板を入れたものです。入れたい物の大きさにあわせ仕切り板を適当に間引いてもいいです。

なお、一番下の空間は、他の空間と比べ奥行が無いので、仕切り板は難しいです(水平のBパターンならはめ込み固定できなくはないが)

T09_2

横に置いた例です。

入れる器はできたので、工具を整理して入れていこうと思います。

 

2019年7月12日 (金)

プラ車体を開けるのにダイソーのミニマドラーが便利

Mad03

HOゲージ、Nゲージ、Zゲージ等の鉄道模型のプラ製車両は、車体と床下・屋根などを爪でで引っ掛けて固定しているタイプが多いです。

車両を分解する場合はプラ車体の何か所かを同時に広げ爪を外して分解することができます。

今まで、この広げる作業に爪楊枝などを差し込んで開けていましたがいくつか不満がありました。

<爪楊枝>
・いじくっているうちに先端が折れたりする
・円錐状なので、一か所目に爪楊枝を差して、二か所目を広げたら一か所目の場所も少し広がるので爪楊枝が転がってずれてしまった

<マイナスドライバー>
・硬いのでプラ車体側を傷つけてしまう可能性がある
・小さいドライバーを何本も持っていない

という感じだったので

・薄く平らでくさび状のもの
・プラ車体をできるだけ傷つけないほどほどの硬さのもの
・何本もあるもの

というので良いのが無いか探していました。

そして百均のダイソーで「ミニマドラー」というポリエチレン製の適したものを見つけました。

カップの中身をかき混ぜるものですが、先端の方が薄く平らでくさび状になっておりここを使います。

Mad04 Mad05

<1>車体と床下を開けるパターン

プラ車体の裾の部分に爪があって床下を固定しているタイプの開け方です。

車体裾の何か所かに爪があるので、隙間からその爪がある付近にミニマドラーを差して同時に爪が外れる状態にして

床下を外します。

Mad03

床下側の爪がミニマドラーで広げたことにより外れる

Mad09

 

 

<2>車体と屋根を外すパターン

プラ車体と屋根部分が爪で固定しているタイプがあります。

これは先ほどの床下のタイプと比べ、屋根と車体はほとんど隙間が無いのでミニマドラーも少し加工します。

ミニマドラーの先端を、やすりで削って尖らせます。(奥側が尖らせたもの)

Mad06

 

車端部の屋根と車体を少し広げて、尖らせたミニマドラーを差し込み、ここをきっかけに爪があるところに複数本差し込んで開けていきます。

無理に差し込んだりこじったりするとプラ車体に傷がつくので慎重に。

Mad01

 

尖らせたりしたので先端が曲がったりすることもありますが、何本も入っているのでその場合は新しいミニマドラーに変えましょう。


【追記】所長失格さんより、2本貼り合わせる使い方を連携いただきました。確かに1本だと折れそうで怖いときあるんですよね。

「当方も主に日本型16番のプラ製車両を扱うので、車体を固定しているツメ外しには苦労していました。この「ミニマドラー」を使ってみたところ楽に開けることができて助かっています。
ただ1本ですといささか薄いようで強度的に不安で、車体をこじる時にしなって折れそうになります。
そこで当方はこれを2本貼り合わせてみました。使い方としては、まず1本のものを車体の隙間から窓ガラスと車体の間に入れて空間を確保したところで、その隙間に2本貼り合わせたものを差し込んで広げていきます。あとはこちらの記事と同じです。2本貼ることで強度も上がり、車体と窓ガラスの間を広げていくのにちょうどいいようです。上述したようにたくさんあるので2本貼っても十分な数は確保できます。」


【追記2】別の使い方としてこういうのがあるそうです。

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2019年5月15日 (水)

模型の補修にピットマルチ2活躍(粘着剤による固定)

Ppp01

気軽に走らせる環境ができて、久々の車両も走らせるようになったが、

以前パーツが外れたままの車両も見つかったので、走らせるついでにパーツを付けている。

そこまで強力に引っ付ける必要が無いのと、完全固着すると困るパーツだったりするので以前説明したはがせるピットマルチ2で固定している。

改めて便利。(中古品で接着剤痕がはみ出して固まった模型を見るたびに、工作初心者向けに粘着剤が普及してほしいと思う)

Ppp002

ライトパーツがすぐ外れるが完全固着するとメンテ時に大変そうなので

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パーツが接触する面にピットマルチ2を薄く塗って乾燥(透明になる)まで待つ。

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そうしたら、パーツを取り付け。粘り気があるのでパーツを引っ掛けてもポロっとは取れない。

Ppp005

人形類も、完全固着すると収納時にケースに当たって車両がしまえなくなるのでピットマルチ2を足裏に塗って

乾燥後に固定。収納時は人形を外したり、人形の立ち位置を変えたりできる。

 

動画。

2019年4月18日 (木)

メルクリンCトラック 【ワイドポイント】 2線3線兼用化改造

前回の標準ポイント改造に続いて大型のワイドポイントの2線/3線兼用化改造です。

ワイドポイントは標準ポイントのようなイレギュラーなことはなく、フログ部分を無通電化するのがメインとなります。

参考にしたのはberg-montagne さんの記事になります。

(1)線路端の左右通電切断

 これは前回標準ポイント記事の(2-1)と同じで左右間の金具を切断します。

(2)フログの無電化

P31

フログの裏側に2本のピンが見えるので、金属の棒で押し出してフログを外します。

P34

フログの両端部分を0.5㎜ほど金属やすりで削り隣のレールと触れないように加工します。

(3)金具の除去とフログ再取り付け

フログを外したときにリードレール側に金具が見えています。これでフログとリードレールが通電しているので

見えている金具部分を折って除去します。

P32

マイナスドライバーで根元まで起こして、後は根元から何回か折り曲げるとポキっと折れます。

P33

次に金具を一部利用するので上の写真の部分で切断し、大きな方を再びポイントの元の部分に置き、その上からフログをかぶせ取り付けます。

(金具はフログの高さを元の通りにするために必要)

P35

こうしてはめると前後のレールとは接触せず通電していない状態になります。

テスター等で通電状態を確認してください。

(4)分岐先の通電(非選択型)

前回標準ポイント記事の(2-5)と同じく右ー右、左ー左のレールをコードでつないでおきます。

(5)2線/3線車両の動作確認

あとは、2線、3線(メルクリン)それぞれで配線し、ポイントを通過するか確認してください。



2019年4月12日 (金)

メルクリンCトラック標準ポイント 2線3線兼用化改造(改善版)

壁棚レイアウトに敷くレールとしてメルクリンのCトラックを使いH0ゲージの2線式/3線式(メルクリン)兼用路線にすることにしました。

単なる直線、曲線レールは単純でCトラック裏の右レールと左レールをつなぐ金具を切断すればOK。

問題はポイント(通常)で、皆様の改造記事を見ましたが、

DB103さんの「試行錯誤 メルクリンCトラックポイントの二/三線共用化改造」記事に、2線化は成功したが

「3線(メルクリン)として使用したらリードレールを集電シューがまたぐときにショートするようになった。

調べたらオリジナルはリードレール部分は無電状態でまたぐとき集電シューが触れてもいいようになっていた。」

P00

という問題があったということで、2線のときと3線のときでリードレールへの給電する金属板を抜き差しして替えるという運用回避となっているということで、今後の課題とされてました。

自分の壁棚レイアウトでもこの運用は耐えられないので、この問題を回避する改善版を作りました。


(1)検討

ちなみに、大型のワイドポイントはこのような仕組みになっておらず、横から見ると中央の3線軌条の突起が線路より高くなって集電シューがリードレールに触れないようになっています。じゃあ通常ポイントも3線軌条突起を高くすればとも思いますが、おそらく大型ポイントは長いので緩やかな突起の起伏になりうまくいっているのでしょうが通常ポイントの長さでは突起の起伏が急になり集電がうまくいかないので今のような方式を取ったと考えられます。なので突起を高くする案はパスします。

P03

ポイントのパーツは

「トングレール(可動する部分)」

「リードレール(トングとフログの間)」

「フログ(クロスする部分)」

に分かれています。

今回の問題は

「3線時に直線側を進む際に、カーブ側のリードレールを集電シューがまたぐ際にリードレールに触れている。リードレールには電気が流れているのでショートしてしまう(曲線側も同様)」

ということで、

・直線側を進む:カーブ側リードレール=無電、直線側リードレール=通電

・曲線側を進む:カーブ側リードレール=通電、直線側リードレール=無電

P06

という状態になっていれば2線でも通電しているし、3線でも無電のリードレールをまたぐので通過できることになります。

上記のような通電状態にするために、トングレール(可動する部分)の動きを利用することにしました。

 

トングレールとリードレールは、

 ・直線側を進む:直線側のトング・リードが一直線になり、曲線側のトング・リードは折れ曲がる

 ・曲線側を進む:直線側のトング・リードは折れ曲がり、曲線側のトング・リードが一直線になる

という動きになるので、これを利用し直線・曲線トングレールの外側に銅線を付けて

 ・一直線になった側はトングレールにつけた銅線がリードレールに触れる角度になり通電

 ・折れ曲がった側はトングレールにつけた銅線がリードレールから離れる角度になり無電

P07

となり実現できそうです。

 


(2)実際の改造

改造方法の半分以上はDB103さんの記事とかぶります。

(2-1)線路端の左右通電切断

P09

 直線レールなどと同じように、線路端の右レールと左レールが繋がっているところをニッパー等で切断し通電しないようにします。ポイントなので計3か所行います。

(2-2)フログの無電化

まずフログ部分を無電化するためにフログを外します。

P11

 裏側の折っている鉄板を真っ直ぐにした後にすぐ隣のフログのピンを鉄の棒で押すとフログの片方だけが持ち上がります。

P12

 ここで先ほどの鉄板部分(Aの形をした金具)がフログから外れると思うので少しだけ曲げてフログの穴に戻らないようにします。

 フログのもう片方はレールの下に突起が潜り込んでいるので、ピンを真上に押してもうまく外れません。

 先に押した側の方を斜めにしながらじわじわと押し出して取ります。

P13

取り出したフログは、フログから先のレールとの間を絶縁したいので、先ほどのレールしたに潜り込んだ突起+さらにフログ自体も1㎜弱ほど鉄鋼やすりで削ります(ダイソーのダイアモンドやすりで十分でした)。

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後は、再びポイントにはめ込みます。

(2-3)A型金具の一部削除

 リードレールの内側にAの形をした金具があります。一端は先ほどのフログの穴にはまっており、もう一端は左右のトングレールの根本につながっています、メルクリンの仕組みでは左右のレールから電気を通しフランジから車両へ給電するためとフログに給電するためのものです。

これがあると左右のレールが通電してショートしてしまうので、皆様の改造記事だとA型部分を全部撤去していますが、「左右が分かれる」および「フログにつながらない」ようにすれば残しても大丈夫のようです。

今回は以下写真のようにカットして、元の金具と瞬間接着剤を付けて金具を一部残しました。

P14

P15

なお、瞬間接着剤で付ける側は鉄板がリードレールに接触して通電しないように注意。

ここまでの段階でテスターなどを使って、ポイント切り替えしながら「フログが無電」「左右リードレールが無電」「左右のレールと近くのトングレールは通電(常時)」などを確認しておいてください。

(2-4)トングレール外側に銅線はんだ付け

 検討の通り、トングレールとリードレールが一直線になったときに通電するようにトングレールの外側に銅線をはんだ付けします。

 

銅線は、鉄道模型車両の集電にも使われる素材がよく、リン青銅線やベリリウム銅線などがいいと思います。今回はベリリウム銅線(0.2mm)にしました。

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ポイントをクリップ等で立てるようにして、はんだ付けするトングレール外側が水平になるようにして、はんだ付けする位置に銅線を置きはんだ付けします。(もう片方のトングレールの外側も同様に実施)

 

はんだ付けがうまくいったらポイントを切り替えしたり、トングレールを軽く横動させてみて、見た目やテスターなどで接触、通電状態を確認してください。

あと経験として、半田ごての熱を当て過ぎて変形が生じたためか、たまにトングレール自体に通電しなくなる、トングレールの動きが渋くなり完全に切り変わらなくなった場合がありました(最悪失敗でポイント廃棄)。

まずは、変形しないように素早くはんだ付けすること。通電しなくなった場合はトングレールの根本の「回転する部分」-「(A型)金具」-「トングレール」のどこかでうまく通電してない可能性があるのでそれぞれの間を薄い金具を差し込み気味に動かしてみて通電するよう調整してみてください(先ほどカットしたA型金具の薄さがちょうどいい)

 

P18

「一直線のとき、リードレールに触れている(=トングレールが接するレールとリードレールが通電している)」

「折れ曲がっているとき、リードレールから離れている(=トングレールが接するレールとリードレールは通電していない)」

 

P20

理想は、真っ直ぐな銅線をトングレールの横に平行にはんだ付けするのだから一直線になったらぴったりリードレールに触れて通電といきたいところですが、トングレール自体も多少ぐらつきもあるのではんだ付け後に、銅線を曲げたり伸ばしたりの調整が必要です。

 

(2-5)分岐先の通電(非選択型)

 後は、フログの先の分岐先のレールに電気が通っていない状態なので、右ー右、左ー左のレールをコードでつないでおきます(2線式にした場合分岐先のどちらも電気が流れている非選択型ポイントという状態)。

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これで加工は終わりました。


(3)2線/3線車両の動作確認

基本的な通電状態は(2)改造時のテスター等で確認していると思いますが、実際に2線式、3線式の車両を走らせてみて「ショートしないか」「途中で止まらないか」「脱線しないか」等を確認してみてください。

 

 

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フログが無通電となっているので、2線式の2軸動力車などはここで止まってしまうものもあるかもしれません(うちで一番厳しい車両と思われるイタリア国鉄の入れ替え機Sogliola(魚の”ヒラメ”)ことSerie 208ですが、カーブ側で止まってしまう場合がありましたが、勢いよく通過させればなんとかなりました。)

こうしてできたCトラックポイントの特徴は

・2線/3線兼用

・非選択式ポイント

・スプリングポイントとしての使用は不可

となります。

あと、レールを布等でクリーニングする際に銅線に引っ掛けて壊す可能性があるので注意してください

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次回 メルクリンCトラック 【ワイドポイント】 2線3線兼用化改造

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その他参考

なにわ鉄ちゃんの会 メルクリンCトラックの改造
 

【追記】

こちらの記事(ドイツ)では別方法として、中央の突起を追加しているようです。

・リードレールには常時隣りのレールと通電状態

・集電シューがリードレールをまたぐ辺りに新たに3線軌条の突起(少し高め)を4か所追加し、集電シュー通過時にリードレールに触れないようにする。

 

2019年2月21日 (木)

メルクリン delta(デルタ)機の参考情報

 

 

Delta

 

今となっては、メルクリンのdelta(デルタ)機って何?という人が多いと思いますが、簡易なデジタル制御できるデコーダー(デルタデコーダー)を積んで、デジタル機より安い値段で製品化された動力車のことです。
デジタルデコーダーを積んだデジタル機より少しできることが落ちますが、安価に複数動力車を制御できるようにしたものです。

 

安価といえども車体のディティールはデジタル機と同じですし、今のデジタルコントローラーでも操作可能。もし正式なデジタル化したい場合は、改造キットも出ています。

 

なおデルタ仕様機は、00年代の中盤ぐらいで新製品は終了となり、以降は全てデジタル機になったので中古市場でも見る機会は徐々に減っていますが、メモとして参考情報をリンクさせてもらいました。


 

【デルタ機の特徴】

・ライトはアナログ機と同じように、停止中は消えていてスロットルを上げていくと徐々に明るくなる

・アナログコントローラー、デルタ専用コントローラー、デジタルコントローラーでデルタ機を操作可能。
 デルタ専用コントローラー/デジタルコントローラーでは複数台のデルタ機を操作可能。

    参考 MS2の操作(4)/ デジタル、デルタ機関車の登録(マニュアル登録)

    動画 Märklin Lok mit Deltadecoder auf der Mobilestation 2 von Märklin anlegen(デルタ機をMS2コントローラに登録する様子)

・デジタルコントローラーで制御するための機関車のアドレス設定は車体内のディップスイッチで変更。4つのスイッチでアドレスを15個の中から選択できる(4つをオールOFFにするとアナログ機として動作)

※ちなみに当時のデジタル機は8つのスイッチで255の中から選択できた

  デルタデコーダのディップスイッチとデジタルアドレスの対応表 英語  PDF(絵付き)

・(初期のデジタル機も同じだが)BEMF機能は無いので、徐々に停車、坂道で定速運転などは効かない

・(初期のデジタル機も同じだが)スロットルを上げたときの電圧の上げ方が今の256段階とかではなく16段階ぐらいの粗さなので、スロットルを回していると急にスピードが上がるタイミングがあるのが分かってしまう。


【デルタ製品の見分け方】

 

Delta

 

当時のメルクリンの製品箱は、”動力車”についてアナログ機かデジタル機かデルタ機かわかるようにしてました。

 

<1>デルタ機
  「白い箱」かつ「デルタ機マーク(Jの逆みたいな)有り」。上の写真参照。

ちなみに
<2>アナログ機
  「白い箱(マーク無し)」

<3>デジタル機
  「グレー色の箱」
  ※なお最近の「箱に機関車の写真」を使っているものは100%デジタル機です

  ※客車、貨車はデジタル関係無いので基本は白色ですが、デジタルデコーダーを積んで特殊動作をさせる客車、貨車はグレー色の箱になってたりします。

 


 

【デルタ->デジタルへの改造】

デルタ機をデジタル、サウンドデジタル機に改造するには以下の(a)(b)(c)が必要とのこと(はんだ付け作業必要)。

ただし後で説明ありますが、メルクリン純正の改造では(a)(b)(c)必要ですが、それ以外のデコーダーだと(b)や(c)など一部を省略可能な製品もあります。

※なお昔、アナログ->デジタル改造よりデルタ->デジタル改造の方が面倒くさいという情報を見たような記憶があったのですが見つけられませんでした。

 

(a)デジタルデコーダーへの交換

 

(b)ACモーター -> DCモーターへの変更 およびモーター蓋の変更(永久磁石への変更)

     メルクリンの多くの動力車は、以下写真のような大きなモーターを使ってます。
  デルタ機でこのモーターを使っている場合は、AC(交流)モーターなのでコイルぐるぐる巻きの磁石(”コ”の字型で回転子の周りをかこっているもの)を永久磁石に替えてDC(直流)モーター化する必要があります。

  さらにモータの種類は大きさで3種類(DCM、SFCM、LFCM)あって、それによって直流モーター化する製品が変わってくるので、どの車両がどのモーターに対応するかは以下参照。

 Drum Collector Motor (DCM)  下記以外の標準的なモーター。大体がこれ。

 Small Flat Collector Motor (SFCM)  少し小さめのモーター”Installation in a locomotive”に対象機関車名あり

 Large Flat Collector Motor (LFCM)  大きめのモーター”Installation in a locomotive”に対象機関車名あり
なお、これ以外に電車、ディーゼルカーなどに採用されている小型のモータ(日本型とかでも見る一般的なモータ)の場合はモータを替える必要は無いようです。

(c)回転子(Anker)の3極 -> 5極への変更

 モーター中心のコイル巻きの回転する部分を3本のものから5本のものに変更します。その方が動きが滑らかになるようです。

(その他として)電球->LEDライトに変更(明るさ改善や電球点けたままの熱対策)

 

Motor

ACモーターの状態写真。これらのいくつかを交換する。

Motores Märklin (メルクリンのモーターの種類を説明したページ)
 ”Conversión de motores universales Märklin a corriente continua (CC)” モータ換装の動画
 ”Kits de Conversión Märklin” メルクリン提供のモータ換装セットの部品紹介(型は古い)
 ”Kits de Digitalización y Conversión ESU” ESU提供のデジタル化セットの紹介
 

【改造セット】

デジタル化に必要な部品を一まとめにした改造セットがいくつかのメーカーから出ています。

過去には他にも改造セットは出ていたのですが、デコーダーが古かったり今は入手困難ということで今入手できそうなものをピックアップ。
※個々の部品も調べれば品番書いてあったりするのでセットでは無く個別に入手することも可能
 
■メルクリン製番60760 セット  DCMモーター用交換部品+デコーダー付きセット
・内容 デコーダー、DCM用磁石、モーターカバー、5極回転子
・デコーダー機能は、動力・ライト制御のみ(その他の制御用ファンクション無し)という、必要最小限のデジタル化改造用一式です。

60760_2

 

■メルクリン 6094* セット
 デコーダー無しのモーター交換用セット(該当する磁石、モーターカバー、5極回転子)。
 デコーダーは別途用意する。サウンドならしたい場合などは、モーター交換だけのこのセットと別のサウンドデコーダーを買って組み合わせる。 
製番60942 最新のメルクリンmLDデコーダーと21pinソケット基盤のセット。純正でそろえるなら上記のモーター交換セットとこのデコーダーで。
 

・内容 デコーダーLOKpilot v4、磁石

ESUのセットは回転子を変更しない(3極のまま)でデジタル化できる
モーターの種類ごとにそれ用の磁石をセットにしたものを製品として用意。

製番64630(DCM用): LokPilot V4.0 M4 ,permanent magnet 51960, choke coils

製番64631(SFCM用):LokPilot V4.0 M4 , permanent magnet 51961, choke coils

製番64632(LFCM用):LokPilot V4.0 M4 , permanent magnet 51962, choke coils
Esu

デコーダーは21Pinでそれを受ける21pinソケット基盤もセットにした版

製番64633(DCM用): LokPilot V4.0 M4 ,permanent magnet 51960, choke coils,21MTC connector
製番64634(SFCM用):LokPilot V4.0 M4 , permanent magnet 51961, choke coils,21MTC connector
製番64635(LFCM用):LokPilot V4.0 M4 , permanent magnet 51962, choke coils,21MTC connector

これはデコーダーの交換だけでACモータのままデジタル化できる製品。MZI Net Shop さんで3800円で販売中

※ただ、私の理解不足でアナログ機は交換事例あるが、デルタ機のACモータでも同じようにできるかはちょっとわからなかった。
取付例(2017.9.28のところ)

【改造事例】
日本や本場の人たちがデルタ※->デジタル改造の仕方を公開してくれているのでリンクさせてもらいました。
※一部 アナログ->デジタル改造も含まれるが参考になるはず
※日本のお店で改造の相談ができそうなのは大阪のHRSさん ですかね。
・ BR E60 12 /3456  デルタ->6090デジタルデコーダ<masato-marklin さん>

・ メルクリン60760 機関車用デコーダーキットの日本語説明書<HRSさん>

・ ANNROPE European Model Railroad Ver.2 <annさんのページ>
   ・SNCB serie 22電気機関車 デルタ->デジタル
   ・NS 1600電気機関車 アナログ->デジタル
   ・Santa Fe EMD F7ディーゼル機関車 アナログ->デジタル mSD
  アナログ->ESUのHAMOマグネットとLokpilot
  アナログ->メルクリン60760デコーダ
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Märklin Re 460 Delta 34613 Umbau auf HLA mit ESU LokPilot V4.0
メルクリン60941キットの5極モータ部分とデコーダはESUのLokPilotを使った改造動画
 

Umrüsten einer Analogen oder Delta Digitalen Märklin Lok auf HLA und Fx Decoder
デルタ機を60760セットでデジタル化する様子

 

Digital conversion of the Xo2 railcar - Detailed guide DIY
ディーゼルカー内の小さなモーター搭載のデルタ機をデジタル化する様子

Märklin 3084 BR 50 Umbau mit ESU 64635 LokPilot Digitalset 21MTC
アナログ->ESUのLokPilot Digtalset (デコーダ 21ピン差し込み基盤、磁石の改造セット) を使った改造

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2019年1月 2日 (水)

「Google Earth Studio」を利用した鉄道模型の背景画の作成

G30

2018年に新たに「Google Earth Studio」が無料で公開されました。

ドローンで撮影したかのような空中からの動画を作成できるもので、
さっそく飛行機模型用の背景動画を作りました。
 
 
 
これを鉄道模型に利用できる部分が無いかと考え、
実際の場所から見られる風景の背景画を作ることにしました。
 
 ※基本的な「Google Earth Studio」の登録~使い方は、上記記事を参考にしてださい。

例として、書籍にあったスイスの風景を再現してみます。

G22

G27

写真の説明文の単語から、スイスのヴィラ(Vira)というところから対岸の風景を撮影していることが分かりました。
 

G21

「Google Earth Studio」で上記の場所に移動し、見本と同じような風景になるように視点を色々調整します。
方向が決まったら、レンダリング(画像の作成)をするのですが、今回は動画ではなく写真ができればいいので、対象フレームを該当の2~3フレームだけ作成対象にすればレンダリング時間が大幅に短縮できます。
(マシンのスペックにもよりますが1分程度の動画のレンダリングをするとノートPCとかだと数時間かかる場合もあるので) 
 

G31

レンダリングが終了すると、圧縮されたzipファイルがダウンロードされ、中を見ると1フレームで1JPEGファイルできてます。普通の設定でやると1920×1080のJPEGファイルになっています。
 

G32

作った背景画を、ディスプレイに表示したり、紙に印刷したりして鉄道模型の背景画として利用します。
 
 今回はディスプレイに表示するだけなので長方形だけでしたが、レイアウトに使おうとすると横に長い背景画を作る必要があります。
その場合は、「Google Earth Studio」で横にパンしたJPEGファイルを何個も作り、パノラマ写真を合成するアプリなどで横につなげれば横長の背景画が作れると思います。

 
「Google Earth Studio」による鉄道模型背景画の作成と走行シーンです。
 

G29

G28

2018年11月11日 (日)

模型の細かな作業を動画撮影する方法

S1

動画で、模型の全体を見せつつ極小部分を見せたいときや、すごい細かな作業を見せたいときがありますが、撮影しようとすると結構大変になります。

全体の映像撮影中
->細かい部分を見せるために作業を止めて、カメラのズームを操作
->見せたい部分が映っているか、ピントがあっているかを確認
->作業を再開
->後で見ると、作業途中から見せたい部分が画面から外れていっているのが分かり撮り直し
もしくは、全体用と拡大用のカメラ複数台撮影し、後で複数のファイルから編集

などなど

作業に集中できない時点で、自分はもう撮影やりたくないとなりそうです。

で、以前youtubeを見ていた時に海外のモデラーがやっていた方法がかなり楽に撮影できる方法だったので自分でも試してみました。

 (1)スマホに対象物をズームした画面を表示させ、
   (スマホアームなどで固定)

 (2)全体の映像の中にそのスマホ画面も一緒に撮影する

という方法で撮影した映像が以下になります。

【利点】

・全体の映像と、拡大した映像が同時に映っているため、上記に挙げたような作業中断->ズーム操作などが不要。
・スマホのカメラなのでピントの深さ(被写界深度)が比較的深く、映したい箇所のピントが外れることが少ない(またデジタルズームなので近づくことによって被写界深度が浅くなる現象が起きない)
・スマホのライトを点灯しておけば、そのまま作業用のライトとして手元を明るくできる
・拡大映像がちゃんと映っているかは、その場のスマホの画面を見ればわかる
・全体と拡大映像を同時に撮影済みなので、後の編集で合わせる必要が無く楽
・拡大した映像を全画面で見せたい場合は、(編集作業が増えるが)スマホ側でも拡大映像を録画しておき後で編集する

【欠点】

・簡易的に映しているので、見栄えが気になる人はいるかも

といった感じです。

(皆さんが車両の加工・塗装・メンテナンス作業や、DCCの結線作業などの細かい作業をどうやっているかを動画でぜひ見たい)

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